マンションを売る人たちを見ていると、それぞれの人間模様が垣間見れます。 たとえば、マンションを2,3年で売る人達は、その本人からすると『子供が大きくなった』、『予定外の子供が出来た』、『親の面倒を見ないといけなくなった』などきっちりした理由があるのですが、傍から見るとどうして売る必要があるのだろうか?と思われることがあります。 まさに様々な人間模様があるようです。 このページでは、さまざまな人が家を売る理由についてまとめてみたいと思います。
購入するときには、マンションや家の周りをあまり調査しきれなかったり、将来の事をしっかりと考えずに買ってしまう人が多いと思います。その結果として、2,3年で売ってしまう人が出てくるようです。 そして、中古マンションを購入するための内覧者がもっとも知りたがっているのが、売却者の売る理由のようです。 たしかに、これから買う人からしたら、今住んでいる人が何か不満があって売るのか。それともどうしても引っ越しをしなければいけない理由があって、仕方なく家を売るのかでずいぶんと買う買わないの判断に影響を与えますよね。 そこで売却理由毎の気をつけるポイントについて考えてみたいと思います。 まずはこちらの理由から 『狭いから』 →予定していなかった子供が出来て部屋が足りなくなった。子供が大きくなって勉強部屋を与えてあげたい。など家族の成長とともに現在の生活スタイルが合わなくなっている状況ですね。 こういった場合、もっとも売却に納得のいく理由だと思います。 『広すぎるから』 →子供が独立して家にいなくなった分、夫婦二人で生活するには広すぎるというのが理由のようです。この場合ちょっと気を付けた方が良いかもしれませんね。 というのは、家は狭くなっても良いので、たとえば都心や買い物へのアクセスの良い所で生活したいというのであれば分かります。 単に広すぎるからという理由だけで住み替えする人は少ないと思います。 もう少し本音を聞いてみたい理由ですね。 『家を新築するから』 →新しく注文住宅で新築するから今の家を売り出して、新しい家の頭金にしたいという感じですね。 納得の行く理由だと思います。 『転勤による引っ越し』 →会社の命令には従うしか無いので、仕方ない理由ですね。 『通勤時間を減らしたいため』 →たいてい家を買うときには、通勤時間に関しては覚悟して購入すると思うのですが、 でも場合によっては、転勤で通勤時間が長くなった場合は、これに当てはまりますね。 『マンションに引っ越したい』 →一戸建てに住んだけれど、マンションに住みたい。 こういった人は少なからずいます。特に自分が昔マンションに住んでいるとやっぱりマンションの方が快適だと再認識するようです。 『ローンの返済が出来ない』 →住宅ローンの返済が出来ないために売り出す人たちですね。 こういった人たちはまず車を売っていたりします。 『近所でトラブル』 →近所とのトラブルで、住みづらくなったパターンですね。 この場合、トラブル元の人たちは次に来る人がどんな人なのか興味津々ですし、初めは良い印象を持たれない可能性が多いので、購入は止めたほうが良いかもしれませんね。 『近所に馴染めないから』 →トラブルでは無いのですが、近所とのお付き合いや地域特有の風習や行事など閉鎖的な所がある場合です。 こういったことはどこの地域にも少なからずありますね。 この場合は、優しく売り主の話し相手になって多くの情報を聞き出すようにした方が良いでしょう。もし自分が住むことになったらどういったことに注意すべきなのか?など予め対処できれば軋轢は少なくて済みます。 『離婚した』 →離婚をして1人なので、もっとひとり暮らしに便利なところに引っ越すパターン。 『環境が良くない』 →異臭や騒音、窓からも見晴らしなど、内覧はしているはずなのですが、しかし購入後に分かることもあります。それを理由としている場合です。 この場合も積極的にお話し相手になって多くの情報を引き出すようにしましょう。